子育ても仕事も快適にできる住まいへのリフォーム
・所在地 東京都 中央区
・リフォーム面積 165㎡ (約49坪)
・構造規模 RCマンション
・家族構成 夫婦+子供2人
・工期 3ヶ月
・施工会社 (有)福田建装
・担当者 須田圭子
6歳と3歳の2人の子どもと暮らすご夫婦。
ご主人の仕事場を兼ねた家として、広めの中古マンションを購入。
もともと2世帯用だった間取りを、リフォームで1世帯&仕事スペースに作り替えた。
リビングにホームシアター、ダイニングに勉強スペースを設けるなど、趣味や教養のための設備も充実させた。
■ リフォームのポイント ■
- 2世帯用の住宅を1世帯用の間取りにする
- ご主人の執務室を設ける
- ダイニングにスタディコーナーと家事コーナーを設ける
- どの部屋にも光が入るようにする
- すべての物が外に出ないようにするための収納スペースの充実
■ ダイニング
子どもの勉強スペースを兼ね備えたダイニング
収納はキッチンカウンター下と、窓に沿った低いカウンター下に設けた。
キッチンカウンター下の収納スペース。
子どもの着替えや、文房具、体操服、ランドセルなどを収納しているので、ここで翌日の準備をしたり、朝の支度ができる。
窓下のカウンターの一部を、二人の子どもの勉強スペースに。
子どもの様子を見ながらキッチンで作業することができる。
壁の中には、教科書類を収納できるスペースを設けた。
ダイニングでアイロンがけをしたい奥様のために、アイロン台を設置。
使わないときはカウンターの中にスッキリ収納できる。
窓際の壁には、引っ張り出して使える洗濯ロープも。
アイロンがけの済んだ衣類を一時的にかけたり、雨の日に洗濯物を干すのに便利。
■ リビング
ホームシアターのあるリビング
キッチンに続くリビングの収納カウンター。 吊り戸はガラス枠に。
上部の間接照明はコントローラーで明るさを調節できる。
カーテンは、上下を開けられるシェードに変更。
上下から光を採り入れながら、外の視線を気にせずに過ごせるようになった。
リビングにはホームシアターを設置。
テレビ下のルーバーの中には、AV機器や配線類がすべて収納されている。
■ キッチン
収納が充実しているため、物が外に出ないキッチン
キッチンの背面カウンターと吊戸棚を、リビングの入り口まで伸ばしたので、収納は充分。
カウンターの上には家電類を置いたり、配膳スペースとしても活用が可能。
炊飯器やパン焼き器、ゴミ箱は、スライド式の棚にのせ、カウンター下に収納している。
■ 浴室・トイレ
家族4人が一緒に使える洗面室
家族4人が並んで鏡を見ながら身づくろいできる、広々とした洗面スペース。
壁の一部をインテリア性のあるタイルに。
■ 玄関
左手のドアがリビングドア。
正面のドアがご主人の仕事部屋のドア。
手前にルーバーがあることで、観葉植物が入った額がフォーカルポイントになっている。
玄関にある大きな姿見は、納戸に続くスライド式のドアになっている。
納戸の中には、子どもの自転車やベビーカー、アウトドアグッズ、生協のボックスなどを収納。
■ 仕 事 部 屋
玄関ホールからまっすぐ進むと、ご主人の仕事部屋、応接スペースへとつながっている。
仕事柄、本が多いご主人のために、壁いっぱいに本棚を設けた。
■ 寝 室
以前は光の入らなかった主寝室。リフォームによって仕事室との間の壁に窓を設けた。
シェードを上げると、外の光を採り込むことができる。
壁一面には天井から床までのクローゼットを設けたので、収納力もたっぷり。
収納扉は壁と同化しているので、圧迫感がない。
奥はご主人用のウォークインクロゼット。
引き戸の室内側に鏡。
クロゼットを分けることで使いやすく管理もしやすい。