アトリエサラの『家づくり』
01
暮らしやすい住まいは美しい
事務所をはじめて間もなかったころ、以前設計したお宅に突然伺ったことがあります。
「これから家を建てるお客様と近くに来たので、外観だけでも見せていただけないでしょうか。」という私にその家の方は「ぜひ家の中にもお入りください」と言って、美しく整った住まいを案内しながら「おかげさまで自然に片付く家を作っていただいたので、いつ人が来ても大丈夫です。」と笑顔でおっしゃいました。
中庭の木々もよく育ち、家の各所から眺めることができました。
設計次第で、だれでも家を美しく保ち、小さな庭でも暮らしに潤いを与えてくれることを実感したできごとでした。
そして、このときから「いつまでも美しく暮らせる家を設計すること」が私たちの家づくりの大きなテーマになりました。
■家づくり成功の鍵は「暮らしやすい動線と収納」を手に入れることです
住まう人がどんな暮らしをしたいのかに耳を傾け、日々の生活に思いをはせながら動線(間取り)を考え、形をつくる。
暮らしやすく整えやすい家であれば、日常の住まいを美しく保つのにそれほど努力はいりません。
アトリエサラが得意とする「片付けなくても、片付く住まい」を作るために、設計段階で片付く仕組みをお客様と共有し、竣工時には「収納サポート」を行います。
整う家には「暮らしやすい動線と収納」の仕組み、そしてそれを理解して暮らす住まい手の方々の意識が必要だと考えています。
02
暑さ寒さをがまんしない高気密高断熱の家に
心身共に快適な暮らしを送るためには住まいの質も重要です。
断熱性能を上げて家全体を一定室温に保てば、健康寿命も延びる家になります。
アトリエサラでは開設以来、高気密高断熱住宅を標準に設計してきました。
省エネ法が改正され、今後もさらに住まいの断熱と省エネ化を追及していきます。
■リフォームするなら断熱化も必ず検討を
リフォームを依頼される方の中には、夏の暑さや冬の寒さに悩まされてきた方も多く、断熱性能を上げる改修も併せて行うことをお勧めしています。
手軽に効果が得られる「窓」の断熱をしたり、住まい全体の気密と断熱を検討して、新築に近い住まいを実現することもあります。
高断熱化された住まいは、外気に左右されない快適な暮らしにすることはもちろんですが、気持ちが前向きになります。また省エネになることで地球に貢献することができます。