明るく親しみやすい、地域のクリニックに
・所在地 埼玉県所沢市
・リフォーム面積 229.4㎡
・構造規模 鉄骨造3階建
・家族構成 夫婦 + 子供1人
・工期 4ヶ月
・施工会社 五洋建設工業
築30年の、3階建ての住宅兼クリニック。
ご主人の両親が亡くなり、奥様が引き継いだクリニックと住宅の改修。 1階がクリニックで、2階が住宅、3階は賃貸部分。
外観もやりなおし、クリニックは明るく親しみやすい雰囲気に。
50代の夫婦と大学生の子ども一人の3人暮らし。 住宅部分は忙しい奥様が仕事と家事を両立しやすいような間取りを目指した。
■ リフォームのポイント ■
- クリニックは、患者とスタッフの動線を分けて、効率よく使いやすい動線に。
- 老朽化したクリニックを、木質系のインテリアにして明るく親しみやすい雰囲気にする。
- クリニックのスタッフが使用するスペースも使いやすく。
- 住宅はLDKをオープンにして、明るく、使いやすく。
■ クリニック
明るく、親しみやすい空間に
クリニックは全体的に木の質感を生かしながら、色使いも柔らかく、患者が落ち着けるような雰囲気に。
待合室には床暖房を設置し、窓は二重サッシにして待ち時間を暖かく過ごせるようにした。
受付を内側から見た様子。
看護師が問診や血圧測定などをするカウンセリング室。
レントゲン室
診察室。 バックヤードを通って処置室やレントゲン室に移動できる。
処置室。
スタッフの休憩室。
■ 住宅 ー リビング・ダイニング・キッチン
キッチンからダイニング、リビングへと続く広々とした空間。
全体の色調を白にすることで、光が反射して明るくなった。 休憩時間には昼食をとったり、くつろぐこともある。
キッチンはセミオープン型だったのをオープン型に変更。 家族の顔を見ながら調理ができる。
忙しい奥様が仕事と家事を両立しやすいよう、家事動線をスムーズに。
リビングの出窓は手前に二重サッシを設置して、暖気を逃さず冷気が入らないようにした。
■ 住宅 ー 洗面室・パウダールーム
収納を充実させ、使いやすく
洗面室。窓を設けて明るい空間に。収納スペースもたっぷり。
トイレの中に手洗いスペースと鏡を設けてパウダールームに。
【 キッチン 】
キッチン背面には引き出し式の収納スペースを設けた。 食器類がたっぷり収納できる。
シンク下にはゴミ箱を入れられるスペースがある。 手を伸ばせば届く場所なので、歩き回る必要がない。
【 ダイニング 】
ダイニング側にも大容量の収納スペースを設置。
カウンターの一部は下をオープンにして、パソコンスペースにしている。