・所在地
・敷地面積 135.85㎡(約41坪)
・延床面積 105.88㎡(約32坪)
・構造規模 木造2階建
・家族構成 夫婦 + 子ども2人
・施工会社 五洋建設工業
・担当者 山本徳子
マンション住まいだったご夫婦が、子育てを機に家を建てることに。
「中庭がある家」「車2台と大切なバイクを止められる家」という要望に沿って、土地探しからお手伝いした。
奥行きのある敷地を生かして中庭を作っている。
■ 外 観
白を基調にしたスクエアなデザイン。
通りからの目線を気にせずに暮らせるように、1階には窓を作っていない。
■ アプローチ
玄関ポーチ。 右手が玄関。 正面の木戸から中庭に直接入ることができる。
■ 中 庭
ダイニングの窓からの眺め。 ダイニングの床と同じ高さのウッドデッキを設けているため、部屋が広く感じられる。 隣家との境に壁を建て、視線が気にならないように囲っている。
■ リビング
テレビ台の両脇に天井から床までの幅の狭い窓を設けて、東の光を入れている。
格子戸の奥が玄関につながる廊下。
ダイニング側からリビングを見た様子。
リビング、ダイニング、キッチンがひと続きになっていて、遊ばせながら家事ができる。
■ ダイニング
一日中明るいダイニングルーム。 右側にはカウンター収納がある。
正面のカウンターの下にあるのは、蓄熱暖房機。
カウンターの左部分は少し高さを変えて、ワークスペースにしている。
緑を眺めながらくつろぐことができる中庭に面したダイニング。 キッチンに立っているときも、正面の中庭が目に入る。
■ キッチン
明るいオープンキッチン。 床は水に強いホモジニアスタイルに。
背面にはたっぷりの収納があるので、いつでも外に物が出ない状態にリセットできる。
リビング側から見たキッチンとダイニング。 取れない柱を飾り棚に。 下部にマガジンラックを設けた。
■ 寝 室
2階にある夫婦の寝室。 子どもが小さいうちは、4人で寝る予定。
棚には子どもの絵本などを収納。 右はロフトに続く階段。
ロフトの下は夫婦のクローゼットになっている。
階段上のロフト。 子どもと遊んだり、カウンターでちょっとした書き物をるすることもできる。
■ 子ども室
2階の子ども室。 子どもが成長したら、真ん中に壁を立てて2つの部屋に分ける予定。 窓はそれを考慮して配置している。
正面の壁にアクセントクロスを配して、明るい空間に。
■ 玄 関
大きなガラス窓のある、明るい玄関。
廊下を歩きながら中庭の緑を楽しむことができる。
フォーカルポイントに和箪笥を置いて、インテリアを兼ねた収納に。 右手にはゲスト用の和室、左奥には2階につながる階段がある。
■ 水回り
1階の玄関からリビングにつながる廊下に、トイレと手洗い場がある。 外出から戻ったら、ここで手を洗ってから部屋に入ることができる。 子育て世代には便利は配置。
2階の洗面室。
洗面台はコストを抑えるために既製品を使用し、続きで隣にカウンターを設けた。
【 リビング・ダイニング・キッチン 】
キッチンの背面にはカウンター収納と吊り収納があり、リビングまでひと続きになっている。
キッチンカウンターのダイニング側も収納に。
カウンター収納のリビング部分には、子どもの幼稚園の道具なども収納。
ここで、出かける支度をすませられる。
【 階段下 】
2階につづく階段の下のスペースを利用して、小さな納戸を設けた。 掃除機などが収納できる。
玄関に近い場所なので、子どもの上着もかけておけるようにした。
【 水回り 】
洗濯機そばに収納棚を設けるスペースがなかったので、壁に木枠を取り付けて、洗剤置き場に。
洗面台の背面にあるリネン収納。 収納棚の下にオープンスペースを設けて、洗濯カゴ置き場に。
浴室ドアの上部には、足拭きマットを干せるバーがある。
【 寝室 】
寝室前のバルコニー。
引き戸の前に洗濯機置き場があるので、洗濯の動線が短い。
【 バイクガレージ 】
建物内に大切なバイクのガレージを作った。 雨の日も安心。
雑誌の掲載記事を見て、コンタクトを取りました。
納得の行くまで、何度も打ち合わせをしていただき、細かい所まで丁寧に検討していただきました。
水回りのショールームへ同行していただいたり、住まい講座や内覧会もあり、たくさんの情報をいただきながら進めることができ安心でした。
そうして長い期間をかけて完成した家を見て、期待以上の出来に感動しました。家族4人での新生活への期待に胸が膨らみました。
動線を整えたことで想像以上に動きに無駄がなくなりました。コロナ禍で生じた在宅ワークや子育ての負担も軽くなったと感じます。
家にいる時間が長くなっていますが、中庭のおかげもあり、明るく開放的で、子供の遊び場や植物を育てたりなど、日々ストレスなく快適に暮らしています。